第94回アカデミー賞の授賞式で作品賞など３冠という偉業を達成した「コーダ／あいのうた」。
コーダというのは聴覚に障害のある親を持つ子供たちのことだそうです。
家族内で唯一耳の聴こえるルビー。自分の夢、世間の目、家族愛の間で揺れ動く感情。
彼女を頼り、そして理解しようとする家族たち。
言葉なしで行き交う気持ちを描く感動的な作品です。
フランスの「エール！」という映画をもとに、舞台をアメリカに移したリメイク作品です。
エールはほんの少しだけ舞台設定が違いますが、内容はほぼ同じです。是非見比べてみてください。
今なら『Coda』も『エール』もアマゾンプライムで見放題ですよ！
『Coda』の見どころはもう一つ。
ストーリーをドラマチックに彩る素晴らしい音楽…歌声に心打ち抜かれました。
劇中で流れた数々の名曲たちをまとめます。
サウンドトラックもリリースされていますので、聴き比べてお楽しみください♪
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スターマン／デヴィッド・ボウイ
どこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。
映画の前半からボウイの名前が飛び出します。
若者たちへの希望のメッセージをつたえる歌詞になっています。
1972年 収録アルバム [ Ziggy Stardust ]
青春の光と影（Both sides now)／ジョニ・ミッチェル
映画の主人公が家族のために手話を交えて歌うシーンが感動的でした。
1969年リリースアルバム「Clouds」収録
I Fought the law／ザ・クラッシュ
某コマーシャルでもお馴染みのこの曲。
1979年リリース [ The Cost of Living ] 収録
Something’s got a hold on me／エタ・ジェイムス
生涯をブルースに捧げた偉大な歌手、エタ・ジェイムス。
収録アルバム [ Rocks The House ]
モントレー・ジャズ・フェスティバルの貴重な音源 [ The Montreux Years ]
映画バーレスクでのクリスティーナ・アギレラによるカバーもかっこいい！！
My Pal Foot Foot／シャッグス
賛否両論あるシャッグスですが、なんか病みつきになる魅力があります。
1969年1stアルバム[ The SHAGGS ~ Philosophy of the world ] 収録
Let’s get it on／マーヴィン・ゲイ
1973年アルバム [ Let’s Get It On ] 収録
You’re all I need to get by／マーヴィン・ゲイ＆タミー・テレル
映画の中心になっている曲です。アレサ・フランクリンやエルトン・ジョンなど、無数のカバーを産み出した名曲！
1968年 収録アルバム [ You’re all I need ]
映画のデュエットバージョン！初々しくて淡くて、なんと美しいのでしょう！
It’s your thing ／アイズレー・ブラザーズ+
アイズレー兄弟によるソウル、R&B、ファンク、ドゥーワップバンド。
収録アルバム [ The Essential Isley Brothers ]
ぜひ見てほしい！ジャクソン5のカバー、可愛すぎます！
原作はフランス映画の「エール！」
こちらは家族たちの環境は多少違うものの、内容は似ています。
一番似てるのは俳優さん！！
そして、劇中で扱われた音楽はシャンソン寄りでこれまた素敵でしたよ！！
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今日のお気に入りの一枚
上記の曲が全て詰まったコーダのサウンドトラック、本当に良い曲を集めたなあとおもいます。
1.サムシングス・ガット・ア・ホールド・オン・ミー/2.ワン・シング・アイ・ノウ・ハウ・トゥ・ドゥ/3.イッツ・ユア・シング/4.ユアー・オール・アイ・ニード/5.アイ・フォート・ザ・ロウ/6.ミスターVのソナタ/7.ジ・オブザーヴァー/8.ウォーク・イン・ザ・ウッズ/ベリー・フロップ/9.ザ・ログ/10.ドゥ・ユー・エヴァー・ウィッシュ・アイ・ワズ・デフ?/11.歌は恋人/12.スターマン/13.ユアー・オール・アイ・ニード (デュエット・ヴァージョン)/14.ゴーイング・トゥ・ボストン/15.青春の光と影/16.ウェイト・ウェイト・ストップ・ストップ/17.ビヨンド・ザ・ショア/18.ルビーのテーマ
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